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DISCO 45・・・7インチ・シングル発掘の旅

70年代から80年代にかけて制作されたDISCO、SOUL、FUNKのダンサブルな7インチ・シングルを紹介。
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EASTBOUND EXPRESSWAY/NEVER LET GO(1978)

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SIDE A...AVI 237 S

NEVER LET GO
Time: 3:30
(I. Levine-F. Trench)
Produced by: Ian Levine
Mixed by Rick Gianatos for Voltafine Productions
Arranger: Fiachra Trench

SIDE B...AVI 237 S

CLOUDBURST
Time: 3:18
(I. Levine-P. Wilson)
Produced by: Ian Levine & Paul David Wilson
for Voltafine Productions
Arranger: Paul David Wilson

(P)1978 AVI Records

BILLBOARD CHART ACTION
●NEVER LET GO
[POP # -/R&B # 87/DISCO # 27]

Eastbound Expresswayは、イギリスのノーザン・ソウル・シーンを牽引した人気DJであり、ディスコ・プロデューサーとしても活躍したIan Levineが手がけたディスコ・プロジェクト。初期はファンキーなオーケストラル・ディスコ路線でスタートしたが、時代の流れに合わせてハイエナジー/ユーロビート路線へシフト。さらに女性ボーカルを3人起用し、結果的に世界のディスコ・シーンにおいて大成功を収めた。主なヒット曲に「Never Let Go」(1978)、「Primitive Desire」(1983)、「Knock Me Senseless」「You're A Beat」(1986)など。

このシングルは1978年にAVIから全米発売されたファースト・アルバム「Eastbound Expressway」からのカット。

NEVER LET GO
Ian Levineがプロデュース、Fiachra Trenchがアレンジを手がけた作品で、ボコーダーを絡ませたフェイズ・ギターのフレーズがとてもグルーヴィーなファンキー・ディスコ・チューン。当時からアンダーグラウンド・ディスコ/ガラージ・クラシックとして人気のあった作品だったが、近年は数多くのDJによって取り上げられMix Tapeに収録されるなど、常にカルト的人気を誇っている作品。

未発表だが、「My Clame To Fame」(1978)のディスコ・ヒットで知られる黒人男性ボーカリストJames Wellsによるボーカル・バージョンが存在する。

CLOUDBURST
1977年にイギリス・Comtempoから発売されたデビュー曲。プロデュースはIan LevinePaul David Wilson

クラシック風のオーケストラ・アレンジがなされたマイナー調のインストゥルメンタル・ディスコ・チューン。イントロの渋いベースラインとチャカポコとしたパーカッションによるファンキーなブレイク部分が印象的。

Profile

YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI

Author:YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI
Yuki 'T-Groove' Takahashi: 東京を拠点に活動するリミキサー、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー。1982年生まれ。青森県八戸市出身。主に70年代-80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの深い愛と理解を元に生んだサウンドを武器に、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスで活躍。日本とフランスで同時発売されたアルバム『Move Your Body』(2017年)、『Get On The Floor』(2018年)はいずれも国内外でベストセラーを記録。日本でもCHEMISTRY、フィロソフィのダンス、ヒプノシスマイク、G. RINA、Keiko Leeを手がけるなど、国内外で注目されている。

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