fc2ブログ

DISCO 45・・・7インチ・シングル発掘の旅

70年代から80年代にかけて制作されたDISCO、SOUL、FUNKのダンサブルな7インチ・シングルを紹介。
TOP ≫ CATEGORY ≫ KRAFTWERK
CATEGORY ≫ KRAFTWERK
      

KRAFTWERK / AUTOBAHN (1974)

kraftwerk-autobaahn.jpg

SIDE A...VE-203

AUTOBAHN
Time: 3:27
(R. Hutter-F. Schneider)
Music, Concept & Production-
Ralf Hutter & Florian Schneider
From Vertigo's Album "AUTOBAHN" VEL-2003

SIDE B...VE-203

MORGANSPAZIEGANG (MORNING WALK)
Time: 4:00
(R. Hutter-F. Schneider)
Music, Concept & Production-
Ralf Hutter & Florian Schneider
From Vertigo's Album "AUTOBAHN" VEL-2003

(P)1974 Vertigo / Phonogram Inc.

BILLBOARD CHART ACTION

●AUTOBAHN
[POP # 25 /R&B # - /DISCO # - ]


Kraftwerkは、「エレクトロ・ポップの元祖」「テクノ界のゴッド」「ヒップホップ/エレクトロ・ファンクの先駆け」と呼ばれ、電子音楽史上、最も大きな影響を与えたドイツのシンセサイザー・ユニット。1974年当時のメンバーはRalf HutterFlorian SchneiderWolfgang FlurKarl Bartos。主な大ヒット曲に「Autobahn」(1974)、「Trans-Europe Express」(1977)、「The Robots」(1978)、「Tour De France」(1983)など多数。

このシングルは1974年にドイツ・Philipsから発売され、同年にアメリカ・Vertigoから全米発売されたアルバム「Autobahn」からのシングル・カット。プロデュース、アレンジはRalf HutterFlorian Schneider

●AUTOBAHN

彼らの名を世界に知らしめた大ヒット曲であり、代表曲の一つ。当時はまだ馴染みの薄かった電子音楽をポピュラー・ミュージックの一つとしてアピールする事に成功した歴史的な作品としても有名。

曲自体はドイツの高速道路「アウトバーン」をモチーフに、車の行き交う光景や高速道路の風景をシンセサイザーなどで表現したもので、シンセベースによる単調なシーケンス、シンセドラムによるリズミカルなグラウンド・ビートなど、スローテンポながらも意外とポップでダンサブルなインストゥルメンタル・ナンバー。この曲は全米のディスコやラジオ・ステーションから火がつき、世界的な大ヒットとなった。

このシングル・バージョンは、アルバム・バージョンとは異なるシングル・ミックス。アルバムでは22分にも及ぶロング・バージョンになっている。

MORGANSPAZIEGANG (MORNING WALK)
朝の風景をモチーフに、小鳥の声や川の流れをシンセサイザーで表現したもの。ここではフルートやギター、ピアノなどの生楽器が使われている。

KRAFTWERK / DIE ROBOTER (1978)

kraftwerk-the robots

SIDE A...1 C 006-32 941

DIE ROBOTER
Time: 4:20
(Musik: Hutter/Schneider/Bartos/Worte: Hutter)
Produziert von Ralf Hutter
& Florian Schneider

SIDE B...1 C 006-32 941

SPACELAB
Time: 3:34
(Musik: Hutter/Bartos/Worte: Hutter)
Produziert von Ralf Hutter
& Florian Schneider

(P)1978 Kraftwerk/EMI Electrola GmbH/Kling Klang

BILLBOARD CHART ACTION

●THE ROBOTS
[POP # - /R&B # - /DISCO # 39 (LP all cuts) ]

●SPACELAB
[POP # - /R&B # - /DISCO # 39 (LP all cuts) ]


Kraftwerkは、「エレクトロ・ポップの元祖」「テクノ界のゴッド」「ヒップホップ/エレクトロ・ファンクの先駆け」と呼ばれ、電子音楽史上、最も大きな影響を与えたドイツのシンセサイザー・ユニット。1978年当時のメンバーはRalf HutterFlorian SchneiderWolfgang FlurKarl Bartos。主な大ヒット曲に「Autobahn」(1974)、「Trans-Europe Express」(1977)、「The Robots」(1978)、「Tour De France」(1983)など多数。

このシングルは1978年にドイツ・EMI Electrolaから発売されたアルバム「Die Mensch-Maschine」(同年に「The Man Machine」のタイトルで世界発売)からのカット。Norman Whitfieldが主宰するWhitfield Records専属のレコーディング・エンジニアLeonard Jacksonがミックス・ダウンを担当。このアルバムは全米ディスコ・チャートに初めてランク・インし、LPオール・カットでヒットを記録している。

●DIE ROBOTER
The Robots」の英題と英語詞で世界発売され、大ヒットを記録した彼らの代表曲の一つ。当時、彼らが傾倒しつつあったディスコ・ミュージックのリズムを取り入れた比較的ポップなエレクトロ・ナンバー。ロシア語を取り入れた歌詞やマネキンを使った斬新なステージ・パフォーマンスが大きな話題を呼んだ。

このシングル・バージョンは、ドイツ語で歌われたオリジナル・アルバム・バージョンをエディットしたもの。サビの歌詞が「宮崎ロボ太」と聴こえる事でも有名。

●SPACELAB
Giorgio Moroderのテクノ・ディスコ・サウンドからの影響を感じさせるアップテンポのエレクトロ・ディスコ・チューン。ボコーダーによる"Space Lab"の繰り返しが印象的な作品。

KRAFTWERK/NUMBERS(1981)

kraftwerk-numbers.jpg


SIDE A...WBS 49795

NUMBERS
Time: 2:55
(MUSIC BY RALF HUTTER, KARL BARTOS & FLORIAN SCHNEIDER)
FROM THE WARNER BROS. ALBUM HS 3549
COMPUTER・WORLD

SIDE AA...WBS 49795

COMPUTER LOVE
Time 3:45
(MUSIC BY RALF HUTTER/KARL BARTOS)
(LYRICS BY RALF HUTTER/EMIL SCHULT)
FROM THE WARNER BROS. ALBUM HS 3549
COMPUTER・WORLD

(P)1981 Warner Bros. Records Inc

BILLBOARD CHART ACTION
●NUMBERS
[POP #103 /R&B #22 /DISCO #13 ]

●COMPUTER LOVE
[POP # - /R&B # - /DISCO #13 ]

Kraftwerkは、「エレクトロ・ポップの元祖」「テクノ界のゴッド」「ヒップホップ/エレクトロ・ファンクの先駆け」と呼ばれ、電子音楽史上、最も大きな影響を与えたドイツのシンセサイザー・ユニット。1981年当時のメンバーはRalf HutterFlorian SchneiderWolfgang FlurKarl Bartos。主な大ヒット曲に「Autobahn」(1974)、「Trans-Europe Express」(1977)、「The Robots」(1978)、「Tour De France」(1983)など多数。

このシングルは1981年にWarner Bros.から全米発売された大ヒット・アルバム「Computer World」からのカット。両A面シングル。

NUMBERS
ヒップホップやデトロイト・テクノなど、80年代以降のブラック・ミュージックに多大な影響を与えたエレクトロ・ファンク・チューン。リズムマシーンとヴォコーダーを駆使したファンキーな音作りは、Afrika Bambaataaを始めとするブラック系DJ達の間で大きな反響を呼び、「Kraftwerkはファンキーだ!」と言わしめた事で有名。勿論R&Bチャート、ディスコ・チャートでヒットを記録している。

ライブではこの曲がオープニングになっている事が多く、日本語による印象的なフレーズ「イチ、ニー、サン、シー」でフロアーはヒートアップする。

COMPUTER WORLD
当時の彼らの作品中最もディスコティックなサウンドが展開される作品。ポップで叙情的なメロディーと、どこか無気力なボーカルの組み合わせが独特な世界感を醸し出している。


Profile

YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI

Author:YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI
Yuki 'T-Groove' Takahashi: 東京を拠点に活動するリミキサー、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー。1982年生まれ。青森県八戸市出身。主に70年代-80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの深い愛と理解を元に生んだサウンドを武器に、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスで活躍。日本とフランスで同時発売されたアルバム『Move Your Body』(2017年)、『Get On The Floor』(2018年)はいずれも国内外でベストセラーを記録。日本でもCHEMISTRY、フィロソフィのダンス、ヒプノシスマイク、G. RINA、Keiko Leeを手がけるなど、国内外で注目されている。

ランキング
全ての記事を表示する
ブロとも申請フォーム