
SIDE A...CH 2158
I'LL BE HOLDING ON
Time: 3:07
(Al Downing-Lance Quinn-Andrew Smith)
Produced by Tony Bongiovi-Meco & Jay Ellis
for DCA Productions & GRT Corporation
SIDE B...CH 2158
BABY LET'S TALK IT OVER
Time: 3:21
(Al Downing)
Produced by Tony Bongiovi-Meco & Jay Ellis
for DCA Productions & GRT Corporation
(P)1974 Chess
BILLBOARD CHART ACTION
● I'LL BE HOLDING ON
[POP # 85 /R&B # 31 /DISCO # 1 ]
Al Downing (
Big Al Downing)は、60年代から90年代にかけて、主にカントリー・ミュージック・シーンで高い人気を誇ったオクラホマ州出身の黒人男性シンガーソングライター、ピアニスト。「
Dream World」(1974)や「
Doctor Boogie」(1978)のヒットで知られる
Don Downingは兄弟。主なヒット曲に「
You Never Miss Your Water」(1963)、「
I'll Be Holding On」(1974)、「
Mr. Jones」(1978)、「
Touch Me (I'll Be Your Fool Once More)」(1979)、
「Bring It On Home」(1982)など多数。
1974年に
Chessから発売されたシングル。プロデュースは
Gloria Gaynorなどを手掛けた
Tony Bongiovi、
Meco Monardo、
Jay Ellisからなる
DCA Productions。アレンジは
Andrew Smith。リミックスは
Tom Moulton。
●I'LL BE HOLDING ON全米ディスコチャートで3週連続1位を記録、ポップチャート、ソウルチャートでもヒットを記録した彼の代表曲であり、初期のディスコシーンを代表する作品。 カントリー・シンガーというバックグラウンドがあるだけに、バンジョーを効果的に使ったカントリー・テイストを存分に取り入れた、ユニークなディスコ・ナンバーに仕上がっている。元々は1974年初頭に
Janusレーベルから発売され、後に
Tom Moultonによってリミックスされ、
Chessレーベルから再発売されたもの。
このシングル・バージョンは、Tom Moultonによるリミックス・バージョンをエディットしたもの。バージョン違いのシングルが複数存在し、
Janusレーベルから発売された2分50秒のオリジナルバージョンを収録したシングル、
Chessから発売された
Tom Moultonによる5分36秒のリミックスバージョンを収録したシングル、
Tom Moulton Mixを短くエディットした3分7秒のバージョンを収録したシングル、日本でリリースされた5分48秒の
Tom Moulton Mixのフルバージョンを収録したシングルがある。
●BABY LET'S TALK IT OVER渋い語りからスタートするイントロ、楽曲の展開と共に盛り上がっていくソウルフルな情熱的なボーカルが最高なスイートなソウル・ナンバー。当初はこちらがシングルのA面だったが、プロモーション段階で「
I'll Be Holding On」のヒットに火がつき、B面に差し換えられた。