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DISCO 45・・・7インチ・シングル発掘の旅

70年代から80年代にかけて制作されたDISCO、SOUL、FUNKのダンサブルな7インチ・シングルを紹介。
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KONGAS/DR. DOO-DAH(1977)

20071110170830.jpg

SIDE A...PD 14499 (78 NP 3408-REV SP)

DR. DOO-DAH
Time: 3:58
(Don Ray - Cerrone)
From Polydor Album PD-1-6138 "AFRICANISM"
Produced by Cerrone
A CERRONE PRODUCTION

SIDE B...PD 14499 (78 NP 3407 SP)

TATOO WOMAN
Time: 3:55
(Wisniak - Cerrone)
From Polydor Album PD-1-6138 "AFRICANISM"
Produced by Cerrone
A CERRONE PRODUCTION

(P)1977 Polydor Incorporated/Crocos Records

BILLBOARD CHART ACTION
●DR. DOO-DAH
[POP # - /R&B # -/DISCO # 3 ]

Kongasは、Cerroneが在籍していたフランスの男性6人組アフロ・ロック・バンド。メンバーはJean-Marc CerronePatrick SestiSylvian ClaudeSerge ToniniAndre AlletNorbert Journo。デビュー当時はアフリカン・テイストを取り入れたロック路線だったが、Cerroneがディスコ・プロデューサーとして成功した後は彼らもディスコ路線へ転向した。主なヒット曲に「Jungle」(1974)、「Africanism/Gimme Some Lovin'」(1977)など。

このシングルは1977年にPolydorから全米発売されたアルバム「Africanism」からのセカンド・シングル。Cerroneプロデュース作品。

●DR. DOO-DAH
2007年にイタリアで発売されたミックスCD「Daniele Baldelli / Baia Degli Angeli 1977-78 Vol.2」にも収録されていたカルト・ディスコ・クラシック。サビのコード進行が「Love In C Minor」(1976)と良く似ているが、全体的にはスチールドラムを模したシンセサイザーとオルガンのリフレインが耳に残る、パーカッシブなディスコ・ナンバーに仕上がっている。

●TATOO WOMAN
Santanaあたりを思わせる、ラテン・ロック調のワイルドなディスコ・ナンバー。

CHOCOLAT'S/THE KINGS OF CLUBS(1977)

20071110170754.jpg

SIDE A...T7 6002 (T7 6002 A)

THE KINGS OF CLUBS
Time: 3:24
(Jean-Luc Drion - Jack Donder)
Produced by Jean Vanloo An Elver Production
Arranged by Jean-Luc Drion
"A TOM MOULTON MIX"

SIDE B...T7 6002 (T7 6002 B)

ORFEU NEGRO
Time: 2:47
(Luis Bonfa - F. Llenas - A. Maria)
Produced by Jean Vanloo An Elver Production
Arranged by Jean-Luc Drion
"A TOM MOULTON MIX"

(P)1977 Salsoul Record Cop./Tom n' jerry Records

BILLBOARD CHART ACTION
●THE KINGS OF CLUBS
[POP # - /R&B # -/DISCO # 13 ]

Chocolat'sは、ベルギー人プロデューサーJean VanlooJean-Luc Drionが手がけたベルギーのラテン/ディスコ・グループ。「El Bimbo」(1974)や「Brasilia Carnaval」(1975)の世界的大ヒットで知られる男性4人組ラテン・バンドChocolate Boys(Bimbo Jet)に、黒人女性ダンサーを組み合わせて結成された。主なヒット曲に「Rythmo Tropical」(1975)、「Baby Let's Do It The French Way」(1977)、「Señorita Por Favor」(1978)など。

このシングルは1977年にアメリカ・Salsoul/Tom n' Jerryから全米発売されたアルバム「Kings Of Clubs」からのカット。プロデュースはJean Vanloo。アレンジはJean-Luc Drion。この盤では全曲Tom Moultonによってリミックスされ、Larry Washingtonのコンガが追加録音されている。

THE KINGS OF CLUBS
1976年にベルギー・Elverから発売されたサード・アルバム「The Kings Of Clubs」のトップに収録されていた、ヨーロピアン・ポップス調のメロディーを持つミディアム・テンポのディスコ・ナンバー。それまでは母国語であるフランス語の作品が中心だったが、ここでは世界進出を視野に入れ、英語で歌われている。

オリジナル・ベルギー盤では6分程度の作品だったが、アメリカ盤ではTom Moultonによってリミックスされ、14分に及ぶロング・バージョンになっている。

ORFEU NEGRO
1975年にベルギー・Elverから発売されたセカンド・アルバム「Rythmo Tropical」に収録されていた作品。元々は1959年の大ヒット映画「黒いオルフェ/Black Orpheus (Orfeu Negro)」のテーマ曲をラテン・タッチのディスコ・バージョンにしてカバーしたもの。


DEVOSHUN/NO, NO, NO, MY FRIEND(YOU'RE WRONG SO DO IT AGAIN)(1976)

20071110170800.jpg

Side A...SM-500 (SM 501 CA BW)

NO, NO, NO, MY FRIEND
(YOU'RE WRONG SO DO IT AGAIN)

Time: 3:40
(Norman Thalheimer - Will Crittendon)
Prod. & Arr. by Will Crittendon
Co-Producer - Charlie Wallert
Recorded & Mixed at Sound Exchange, N.Y.C.

Side B...SM-500 (SM 502 CB BW)

NO, NO, NO, MY FRIEND
(YOU'RE WRONG SO DO IT AGAIN)
LONG VERSION

Time:5:45
(Norman Thalheimer - Will Crittendon)
Prod. & Arr. by Will Crittendon
Co-Producer - Charlie Wallert
Recorded & Mixed at Sound Exchange, N.Y.C.

(P)1976 SMI/Satellite Music International Ltd.

BILLBOARD CHART ACTION
●NO, NO, NO, MY FRIEND(YOU'RE WRONG SO DO IT AGAIN)
[POP # - /R&B # -/DISCO # 28 ]

Devoshunは、ブロンクスを拠点に活動していたミュージシャンを集めて結成された白人黒人男女混成ディスコ・グループ。メンバーはLouie PerezJoe IrvingLori RoseSteve AdornoRodney ForestallCarlos GomezArtie ShaneMike Ledezma。「No, No, No, My Friend (You're Wrong So Do It Again)」(1976)が唯一のディスコ・ヒット。

●NO, NO, NO, MY FRIEND
 (YOU'RE WRONG SO DO IT AGAIN)

1976年にニューヨークのインディー・レーベルSMIから発売されたデビュー・シングル。プロデュース、アレンジはWill Crittendon

ロサンゼルスのディスコ・グループEastside Connectionの作風を彷彿させる、カウベルやフィラデルフィア風のストリングスのサウンドが印象的な、ラテン・タッチのディスコ・ナンバー。やはり、イースト・コーストのディスコを中心にヒットしている。

A面はショート・バージョン。
B面はロング・バージョン。
12インチ・バージョンと同テイクだが、ここでは15秒程早くフェード・アウトされている。

※翌1977年にはAVIレーベルから、Free Style名義で12インチ・シングルが再発売されている。





JOHN DAVIS and THE MONSTER ORCHESTRA/NIGHT AND DAY(1976)

20071110170821.jpg

SIDE A...76-5002(S-103-S)

NIGHT AND DAY - PART l
Time: 3:22
(Cole Poter)
Arranged, Produced & Conducted By John Davis
Exective Producer, Sam Weiss

SIDE B...76-5002(S-103-L)

NIGHT AND DAY DISCO VERSION
Time: 5:08
(Cole Poter)
Arranged, Produced & Conducted By John Davis
Exective Producer, Sam Weiss

(P)1976 Sam Records Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●NIGHT AND DAY
[POP # 109 /R&B # 100 /DISCO # 5 ]

John Davis & The Monster Orchestraは、フィラデルフィアを拠点にプロデューサー、ソングライター、アレンジャーとして活躍していたJohn Davisが、フィラデルフィア周辺のスタジオ・ミュージシャンを集めて結成したディスコ・オーケストラ。主要メンバーはMFSB。主なヒット曲に「Night & Day」(1976)、「Ain't That Enough For You」(1978)、「Love Magic」(1979)など。

●NIGHT AND DAY
1976年にニューヨークのディスコ・レーベルSamから発売されたファースト・アルバム「Night & Day」からのシングル・カット。プロデュース、アレンジはJohn Davis

1932年にCole Porterが書き、Fred Astaire / Leo Reisman's Orchestraでナンバー・ワン・ヒットになったスタンダード・ナンバーをフィラデルフィア流のディスコ・バージョンにしてカバーしたもの。

A面はショート・バージョン。シングル・ミックス。
B面はディスコ・バージョン。アルバム・バージョンと同テイク。

SANDRA FEVA/IF YOU WANT IT, YOU GOT IT(1978)

20071110170842.jpg

SIDE A...V-103

CHOKING KIND
Time: 3:23
(Harlan Howard)
Produced by Tony Camillo & Cecile Barker
for CB Productions
Arranged & Conducted by: Tony Camillo
Engineers: David "Nitch" Domanich, Henry Borysewicz

SIDE B...V-103

IF YOU WANT IT, YOU GOT IT
Time: 3:29
(Tony Camillo)
Produced by Tony Camillo & Cecile Barker
for CB Productions
Arranged & Conducted by: Tony Camillo
Engineers: David "Nitch" Domanich, Henry Borysewicz

(P)1978 Venture Records

BILLBOARD CHART ACTION
●CHOKING KIND
[POP # - /R&B # -/DISCO # -]

Sandra Feva(Sandra Richardson)は、Aretha Franklinなどのバック・ボーカリストとして活躍した事で知られるデトロイトの黒人女性ボーカリスト。Aretha Franklinを思わせる、ソウルフルで振り絞るようなゴスペル・タッチの歌唱が魅力的なシンガー。

このシングルは1978年にVentureから発売された、Sandra Feva名義でのデビュー・シングル。プロデュースはTony CamilloCecile Barker

●CHOKING KIND
サザン・ソウル風のアプローチがなされたミディアム・テンポの正統派ソウル・ナンバー。彼女のパワフルなボーカルが活かされた、非常に魅力的で聴きやすい作品に仕上がっている。ディスコ全盛期にこの曲をシングルのA面にしたレーベル側の心意気にも恐れ入る。

1979年発売のファースト・アルバム「The Need To Be」収録のバージョンと同テイク。

●IF YOU WANT IT, YOU GOT IT
こちらはサザン・ソウルなA面「Choking Kind」とは打って変わり、時代と真向勝負したミディアム・テンポの王道ディスコ・ナンバー。

1979年発売のファースト・アルバム「The Need To Be」には、オーバーダブ、リミックスを施した、全くの別テイクが収録されている。

SAM CLARTE ORCHESTRA/SANSOO DANCING(1976)

20071121195714.jpg

SIDE A...06SP 123

SANSOO DANCING
Time: 4:17
-Sam Clarte-

SIDE B...06SP 123

SOUL PARTY
Time: 3:45
-Sam Clarte-

(P)1976 CBS/SONY Inc.(Japan)

BILLBOARD CHART ACTION
●SANSOO DANCING
[POP # - /R&B # -/DISCO # -]
[Japan (Original Confidence) # 90]

Sam Clarte Orchestraは当時、ピンク・レディや山口百恵などのアイドル歌謡を中心に手がけていた作曲家・都倉俊一の変名ディスコ・プロジェクト。日本だけでなく、イタリア、カナダでもシングルが発売され、各国独自の12インチ・シングルが制作されている。

このシングルは1976年に日本・CBS/SONYから発売されたファースト・シングル。イタリア盤にはProd. by Japan Central Music, Ltd.とクレジットされている。日本録音。

●SANSOO DANCING
軽快なディスコ・サウンドをバックに、日本語の1から10までの数字の数え方を英語に置き換えて歌われるアイディア・ソング。曲調はBiddu Orchestraのディスコ・ヒット「Summer of 42」「Blue Eyed Soul」(1975)をお手本にした、流麗なフィラデルフィア風ディスコ・チューンに仕上がっている。

●SOUL PARTY
ブラック・ムービーのサントラ風のイントロで始まる、ファンキー・タッチのアッパーなディスコ・ナンバー。イントロの「It's a Soul Party」の繰り返しや、サビの部分で展開されるマイナー調のメロディーラインが非常に印象的で耳に残る。

CAPTAIN DAX/DR. BEEZAR "SOUL FRANKENSTEIN" (1976, Japan Press)

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SIDE A...MA-32-V

DR. BEEZAR "SOUL FRANKENSTEIN"
Time: 3:15
(F. Abel)
Produced by P. Jaubert for IHP

SIDE B...MA-32-V

LOOSIN'
Time: 2:54
(L. Jones)
Produced by P. Jaubert for IHP

(P)1976 Overseas Records(Japan)

BILLBOARD CHART ACTION
●DR BEEZAR
[POP # - /R&B # -/DISCO # -]

Captain Daxは、フランスのファンク・バンドLafayette Afro Rock bandの変名ディスコ・プロジェクト。「Dr.Beezar "Soul Frankenstein"」(1975)ガ唯一のシングル。

このシングルは1976年に日本・Overseasから発売された彼ら唯一のシングル。プロデュースはPierre Jaubert。フランス録音。

●DR. BEEZAR "SOUL FRANKENSTEIN"
フランスのディスコ・プロジェクトHot Bloodの「Soul Dracula」のヨーロッパ全土での大ヒットを受け、二匹目のドジョウを狙って制作された怪奇ディスコモノ。1975年にフランスで録音され、アメリカのインディーレーベルMainstreamから全米発売されるも全くヒットせず、翌1976年に日本で「Dr.Beezar "Soul Frankenstein"」のタイトルでリミックス・バージョンが発売され、大ヒットを記録した。

この日本盤シングルには、日本発売用にシンセサイザー、クラビネットを追加録音したリミックス・バージョンを収録。オリジナル以上にプログレッシブなサウンドに生まれ変わっている。

●LOOSIN'
「恐怖の吸血男」の邦題がつけられたアップテンポのジャズ・ファンキッシュなインストゥルメンタル・ディスコ・チューン。1975年にIce名義で発表した作品の焼き直し。日本盤にのみ収録。

RUTH WATERS/NEVER GONNA BE THE SAME(1979)

20071110170836.jpg

SIDE A...YB-11778

NEVER GONNA BE THE SAME
Time: 3:49
(John Davis)
Produced, Arranged & Conducted by John Davis
for Monster Productions, Inc.

SIDE B...YB-11778

YOU ARE MY LIFE
Time: 3:50
(Gregory Holley)
Produced, Arranged & Conducted by John Davis
for Monster Productions, Inc.

(P)1979 Millenium Entertainment Corporation

BILLBOARD CHART ACTION
●NEVER GONNA BE THE SAME
[POP # - /R&B # - /DISCO # 23 ]

Ruth "Silky" Watersは、ジャズ畑を中心に活動しているテキサス出身の黒人女性ボーカリスト。「Never Gonna Be The Same」(1979)のディスコ・ヒットを持つ。

このシングルは1979年にMilleniumから発売されたデビュー・アルバム「Never Gonna Be The Same」からのカット。プロデュースはJohn Davis。演奏はJohn Davis & The Monster Orchestra。フィリー録音。

●NEVER GONNA BE THE SAME
同時期にGloria Gaynorによって歌われ、大ヒットした「I Will Survive」(1978)を彷彿させる、非常に洗練された美しいメロディーを持つ哀愁系ディスコ・チューン。スローなバラードから始まり、アップ・テンポのディスコ・ビートへと展開するアレンジ手法は、当時のディスコ・ミュージックの定番だった。

このシングル・バージョンはアルバム・バージョンをエディットしたもの。別テイクのリミックス・バージョンを収録した12インチ・シングルがプロモ盤のみで存在する。

●YOU ARE MY LIFE
Lou Rawlsの大ヒット「You'll Never Find Another Love Like Mine」と同じリズム・パターンを使った、John Davis流のメロディアスな典型的フィリー・ダンサー。

このシングル・バージョンはアルバム・バージョンよりも30秒程早くフェード・アウトしたもの。

HAMILTON BOHANNON/LET'S START THE DANCE(1978)

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SIDE A...74015

LET'S START THE DANCE
Time: 3:37
Written, Arranged, Directed and
Produced by Hamilton Bohannon
From Mercury's Album SRM-1-3728
"SUMMERTIME GROOVE"

SIDE B...74015

I WONDER WHY
Time: 3:18
Written, Arranged, Directed and
Produced by Hamilton Bohannon
From Mercury's Album SRM-1-3728
"SUMMERTIME GROOVE"

(P)1978 Mercury/Phonogram, Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●LET'S START THE DANCE
[POP # 101 /R&B # 9 /DISCO # 7 ]

Hamilton Bohannonは、60年代から80年代にかけて活躍した黒人男性シンガー・ソングライター、プロデューサー、ドラマー。かつてはモータウン専属のドラマー、アレンジャーとして活躍し、Stevie Wonderのツアー・バンドに在籍していた事でも知られる。主なヒット曲に「Disco Stomp」(1975)、「Foot Stompin' Music」(1975)、「Let's Start The Dance」(1978)など多数。

このシングルは1978年にMercuryから発売されたアルバム「Summertime Groove」からのカット。メイン・ボーカルはHamilton BohannonCarolyn Crawford

●LET'S START THE DANCE
全米ソウル・チャートで最高9位まで上昇、世界的なディスコ・ヒットとなった彼にとって最大のヒット曲。メイン・ボーカルを務めるCarolyn Crawfordのハイテンションでファンキーなボーカルが強烈で、「Get on up and dance now!!」のフレーズはどこかで聴いた事があるはず。とにかくホットでファンキー、黒光りするグルーブが最高なファンク・ディスコ・チューン。

1981年には彼自身が設立したレーベルPhase llから発売された、WDAS-FMの人気DJだったDr. Perri Johnsonのラップをフューチャーしたリミックス・バージョン「Let's Start ll Dance Again」も大ヒットしている。

このシングル・バージョンはアルバム・バージョンをエディットしたものだが、イントロ部分が乱雑で違和感が残る酷いものとなっている。その為、日本を始めとする各国で独自のシングル・バージョンが作られた。

●I WONDER WHY
ジャジーなムードを持つギターのメロディーを中心とする、しっとりとしたスロー・ナンバー。

HAMILTON BOHANNON/BOHANNON DISCO SYMPHONY(1977)

20071110170807.jpg

SIDE A...73939

BOHANNON DISCO SYMPHONY
Time: 3:46
Written, Arranged, Directed and
Produced by Hamilton Bohannon
From Mercury's album "PHASE ll" SRM-1-1159

SIDE B...73939

MOVING FAST
Time: 3:23
Written, Arranged, Directed and
Produced by Hamilton Bohannon
From Mercury's album "PHASE ll" SRM-1-1159

(P)1977 Mercury/Phonogram, Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●BOHANNON DISCO SYMPHONY
[POP # - /R&B # 67 /DISCO # - ]

Hamilton Bohannonは、60年代から80年代にかけて活躍した黒人男性シンガー・ソングライター、プロデューサー、ドラマー。かつてはモータウン専属のドラマー、アレンジャーとして活躍し、Stevie Wonderのツアー・バンドに在籍していた事でも知られる。主なヒット曲に「Disco Stomp」(1975)、「Foot Stompin' Music」(1975)、「Let's Start The Dance」(1978)など多数。

このシングルは1977年にMercuryから発売されたアルバム「Phase ll」からのカット。

●BOHANNON DISCO SYMPHONY
Bohannon流の黒光りするホットでファンキーなサウンドに、クラシカルなオーケストラ・アレンジを導入した実験的なファンク・ディスコ・チューン。メイン・ボーカルはHamilton BohannonCarolyn Crawford 。クレジットされていないがJim Burgessがリミックスしている。

このシングル・バージョンはアルバム・バージョンのハイライト部分をエディット、構成を入れ替えるなどしてうまく繋ぎ合わせたショート・バージョンもの。

●MOVING FAST
Mose Davisによるシンセ・ソロを中心としたミディアム・スロー・テンポのファンキーなインストゥルメンタル・ナンバー。

WARDELL PIPER/CAPTAIN BOOGIE(1978)

20071110170932.jpg

SIDE ONE...Ml 1001

CAPTAIN BOOGIE
INTRO: :30
TIME: 3:33
(J. H. FITCH/R. CROSS)
Produced by John H. Fitch And Rubin Cross
For Cherry Hill Music Productions, Inc.

SIDE TWO...Ml 1001

CAPTAIN BOOGIE (LONG VERSION)
INTRO: :30
TIME: 5:31
(J. H. FITCH/R. CROSS)
Produced by John H. Fitch And Rubin Cross
For Cherry Hill Music Productions, Inc.

(P)1978 Midsong International Records, Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●CAPTAIN BOOGIE
[POP # - /R&B # 33 /DISCO # 74 ]

Wardell Piperは、フィラデルフィアを拠点に活動していた黒人女性ボーカリスト。元々はFirst Choiceのメンバーとして在籍していたが、デビュー前に脱退している。主なヒット曲に「Captain Boogie」(1978)、「Super Sweet」(1979)など。

●CAPTAIN BOOGIE
1978年にMidsong Internationalから発売されたデビュー・シングル。プロデュースはJohn H. FitchRubin Cross。1979年発売のアルバム「Wardell Piper」収録。

ロフト・クラシックとしても知られるアップ・テンポのファンキー・ディスコ・チューンで、途中のメロディアスな展開が良いアクセントとなっており、パンチのある力強いボーカルも魅力的な作品に仕上がっている。

このシングル・バージョンは、アルバム、12インチ・バージョンとも異なるシングル・ミックス。
A面はショート・バージョン。
B面はロング・バージョン。

SILVER BIRD/SAVE ME(1975)

20071110170852.jpg

SIDE A...MB-10212

SAVE ME
Time: 3:00
(Silvester Levay-Stephan Prager)
A Butterfly Production
by Michael Kunze

SIDE B...MB-10212

SAVE ME AGAIN
Time: 4:28
(Silvester Levay-Stephan Prager)
A Butterfly Production
by Michael Kunze

(P)1975 Midland International Records, Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●SAVE ME
[POP # - /R&B # - /DISCO # 10 ]

●SAVE ME AGAIN
[POP # - /R&B # - /DISCO # 10 ]

Silver Conventionは、ドイツを拠点に活躍していた音楽プロデューサーMichael KunzeSilvester Levayが、周辺のスタジオ・ミュージシャン、シンガーを集めて結成したドイツのディスコ・グループ。ドイツ音楽史上初のグラミー賞(ベスト・R&B・インストゥルメンタル部門)を獲得したグループとしても有名。主な大ヒット曲に「Save Me」「Fly, Robin Fly」(1975)、「Get Up And Boogie(That's Right)」(1976)など。

●SAVE ME
1975年にMidland InternationalからSilver Bird名義で発売されたデビュー・シングル。ボーカルはGitta Walther(Jackie Robinson)、 Roberta KellyBetsy AllenLucy NealeJackie Carter

非常に覚えやすい単純な歌詞とメロディー・ラインが印象的なポップ・ディスコ・チューンで、ドイツから登場したアーティストとしては初めて全米ディスコ・チャートのトップ10入りを果たした。

このシングル・バージョンはB面「Save Me Again」をエディットしたショート・バージョン。このバージョンは未CD化。

●SAVE ME AGAIN
A面「Save Me」のロング・バージョン。同年に発売されたファースト・アルバム「Save Me」のヨーロッパ、日本盤には新たにリミックスが施されたバージョンが収録され、アメリカ盤にはこのオリジナル・バージョンが収録されている。

SILVER CONVENTION/FLY, ROBIN, FLY(1975)

20071110170909.jpg

SIDE A...MB-10339

FLY, ROBIN, FLY
Time: 3:05
(from the "Save Me" album)
(Silvester Levay-Stephan Prager)
A Butterfly Production
by Michael Kunze

SIDE B...MB-10339

TIGER BABY
Time: 4:18
(from the "Save Me" album)
(Silvester Levay-Stephan Prager)
A Butterfly Production
by Michael Kunze

(P)1975 Midland International Records,Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●FLY, ROBIN, FLY
[POP # 1 /R&B # 1 /DISCO # 1]

Silver Conventionは、ドイツを拠点に活躍していた音楽プロデューサーMichael KunzeSilvester Levayが、周辺のスタジオ・ミュージシャン、シンガーを集めて結成したドイツのディスコ・グループ。ドイツ音楽史上初のグラミー賞(ベスト・R&B・インストゥルメンタル部門)を獲得したグループとしても有名。主な大ヒット曲に「Save Me」「Fly, Robin Fly」(1975)、「Get Up And Boogie(That's Right)」(1976)など。

このシングルは1975年にMidland Internationalから発売されたファースト・アルバム「Save Me」からのシングル・カット。ボーカルはGitta Walther(Jackie Robinson)、 Roberta KellyBetsy AllenLucy NealeJackie Carter

●FLY, ROBIN, FLY
ドイツ出身のグループとしては初めて全米ポップ・チャート、ソウル・チャート、ディスコ・チャートでナンバー・ワン、グラミー賞ベスト・R&B・インストゥルメンタル部門を獲得した彼ら最大のヒット曲。従来のソウル/R&Bをベースとしたダンス・ミュージックとは異なる、いわゆる「ディスコ・ミュージック」というジャンルを築き上げ、ドイツから生まれた新しいダンス・ミュージック「ミュンヘン・サウンド」を世界に広める事となった。

曲自体は一聴するだけでは非常に単調でつまらない印象を受けるディスコ・ナンバーだが、サビの部分でマイナー・コードからメジャー・コードに変わる構成や、所々で変化していくフレーズなど、かなり手が込んだ作りとなっており、聴けば聴くほど味の出る風変わりな作品に仕上がっている。

このシングル・バージョンはアルバム・バージョンをエディットしたもの。7分に及ぶロング・バージョンを収録した12インチ・シングルが発売されている。

TIGER BABY
アルバムに収録されていたポップでキャッチーなメロディーを持つミディアム・テンポのディスコ・ナンバー。ヨーロッパ、日本盤とアメリカ盤とではミックスが異なっており、このバージョンではJerry Rixによるタイガーの鳴き声がカットされている。

8分に及ぶロング・バージョンを収録した12インチ・シングルがドイツ盤でのみ存在する。

SILVER CONVENTION/NO, NO, JOE(1976)

20071110170920.jpg

SIDE A...MB-10723

NO, NO, JOE
Time: 2:48
(from the "Silver Convention" album,BKL1-1369)
(Silvester Levay-Stephan Prager)
Arranged by Silvester Levay
A Butterfly Production by Michael Kunze & Silvester Levay
/An Original Jupiter Recording

SIDE B...MB-10723

ANOTHER GIRL
Time: 3:54
(from the "Save Me" album,BKL1-1369)
(Silvester Levay-Stephan Prager)
Arranged by Silvester Levay
A Butterfly Production by Michael Kunze & Silvester Levay
/An Original Jupiter Recording

(P)1975/1976 Midland International Records,Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●NO, NO, JOE
[POP # 60 /R&B # 34 /DISCO # 14]

●ANOTHER GIRL
[POP # - /R&B # - /DISCO # 6 ]

Silver Conventionは、ドイツを拠点に活躍していた音楽プロデューサーMichael KunzeSilvester Levayが、周辺のスタジオ・ミュージシャン、シンガーを集めて結成したドイツのディスコ・グループ。ドイツ音楽史上初のグラミー賞(ベスト・R&B・インストゥルメンタル部門)を獲得したグループとしても有名。主な大ヒット曲に「Save Me」「Fly, Robin Fly」(1975)、「Get Up And Boogie(That's Right)」(1976)など。

●NO, NO, JOE
1976年にMidland Internationalから発売されたセカンド・アルバム「Silver Convention」(ヨーロッパ、日本では「Get Up And Boogie」)からのシングル・カット。ボーカルは、Penny McLeanRamona WulfLinda G. Thompson

ミュンヘン・サウンドの特徴でもある重厚なドラムスのビートとファンキーなクラビネットのサウンドが強調された、マイナー調のヘビーな雰囲気を持ったディスコ・ナンバーで、Wilson Pickettのヒット曲「Don't Knock My Love」(1971)に少しだけ似ている。

このシングル・バージョンは、オリジナルに収録のセクシーな喘ぎ声を削除したリミックス・バージョンとなっている。
7分に及ぶリミックス・バージョンを収録した12インチ・シングルがプロモ盤でのみ存在する。

●ANOTHER GIRL
1975年にMidland Internationalから発売されたファースト・アルバム「Save Me」からのシングル・カット。ボーカルはGitta Walther(Jackie Robinson)、 Roberta KellyBetsy AllenLucy NealeJackie Carter

本国ドイツでは彼らのセカンド・シングルとして「Always Another Girl」のタイトルで発売されていたもので、彼らが初期に発表した作品の中でも比較的アップ・テンポで軽快なポップ・ディスコ・チューン。アメリカではLPカットで全米のディスコで大ヒットとなった。

HARLOW/MYSTIC LADY(1980)

20071109011233.jpg

SIDE A...07・5P-134

MYSTIC LADY
Time: 4:59
(A. Alexander/B. Alyanak)
Produced by Alex Alexander and Mike Alyanak
Licensed by Graf Records

SIDE B...07・5P-134

MOONLIGHT MANSION
Time: 4:52
(A. Alexander/B. Alyanak)
Produced by Alex Alexander and Mike Alyanak
Licensed by Graf Records

(P)1980 Epic/Sony Inc. /SWS Organization Inc.(Japan)

BILLBOARD CHART ACTION
●MYSTIC LADY
[POP # - /R&B # -/DISCO # - ]

Harlowは、カナダを拠点にセッション・シンガーとして活躍していたJohanna VanderkleyJoanne PericaLinda Hancharの女性3人から成るカナダのディスコ・グループ。グループ名の由来は1930年代に活躍した女優Jean Harlowから取ったもの。「Take Off」「Mystic Lady」(1980)のディスコ・ヒットで知られる。

このシングルは1980年にG.R.A.F. Records Internationalから発売されたファースト・アルバム「Taking Off」から日本独自のシングル・カット。プロデュースは彼女たちの友人のMike AlyanakBartch AlyanakAlex Aliksanyan。本国カナダなど、諸外国ではシングル・カットされていない。日本・Epic/Sony盤。

●MYSTIC LADY
ファンキーなチョッパー・ベース、派手なブラス・セクションで幕を開ける、とてもゴージャスかつファッショナブルなディスコ・ナンバー。とてもファンキーで派手なサウンドだが、とてもメロディアスでキャッチーな作品に仕上がっている。

この曲は本国カナダなど、諸外国では全く話題にならなかったものの、日本では大阪を初めとする全国のディスコで大ヒットとなった。

●MOONLIGHT MANSION
ヨーロッパ風のファッショナブルなムードが漂うアップ・テンポのディスコ・ナンバー。Bメロで急に盛り上がり、間奏ではサンバ風のパーカッシッブなブレイク、ビックバンド風のストリングスとハンド・クラップのみでフェード・アウトするなど、とても手の込んだ展開が面白い。

LE PAMPLEMOUSSE/LE SPANK(1977)

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SIDE A...AVI-153-S

LE SPANK
Time: 4:59
(W.M. Lewis -L. Rinder - G. Karson - D. Williams)
Producers. W. Michael Lewis & Laurin Rinder/
A Rinlew Production
Executive Producers: Ray Harris, Ed Cobb
Arranged/Conducted by W. Michael Lewis
Engineer: David Ruffo

SIDE B...AVI-153-S

MONKEY SEE, MONKEY DO
Time: 4:30
(Gil Karson)
Producers. W. Michael Lewis & Laurin Rinder/
A Rinlew Production
Executive Producers: Ray Harris, Ed Cobb
Arranged/Conducted by W. Michael Lewis
Engineer: David Ruffo

(P)1977 AVI Records Dist. Corp.

BILLBOARD CHART ACTION
●LE SPANK
[POP # 58 /R&B # 13 /DISCO # 5]

●MONKEY SEE, MONKEY DO
[POP # - /R&B # 76 /DISCO # -]

Le Pamplemousseは、El CocoTaxedo Junctionなどの成功で知られるディスコ・プロデューサーW. Michael LewisLaurin Rinderが手がけたディスコ・プロジェクト。グループ名は「The Grapefruit」をフランス語に訳したもの。バック・ボーカルにThe Jones Girlsが参加している。

このシングルは1977年にAVIレーベルから発売されたセカンド・アルバム「Le Spank」からのシングル・カット。両面ヒットシングル。

●LE SPANK
Barry Whiteの大ヒット曲「It's Ecstasy When You Lay Down Next To Me」(1977)と良く似たリズム・パターンを持つ、スロー・テンポのシンセ・ディスコ・チューン。全米のディスコで大ヒットとなり、その後一般チャートにもヒットが飛び火。彼ら最大のヒット曲となった。

このシングル・バージョンはアルバム・バージョンをエディットしたもの。

●MONKEY SEE, MONKEY DO
いかにも彼ららしい独特の音作りがなされたファンク・ディスコ・チューン。The Jones Girlsによるボーカルが非常に印象的な作品で、B面ながらR&Bチャートでヒットを記録している。

BIDDU ORCHESTRA/RAINFOREST(1976)

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SIDE A...8-50212

RAINFOREST
Time: 3:22 Intro. :00
-Biddu-
Produced by Biddu for Subiddu Music Ltd.

SIDE B...8-50212

HOT ICE
Time: 3:12 Intro. :00
-B. Appiah-
Taken From The Epic Lp: "Biddu Orchestra"PE 33903
Produced by Biddu for Subiddu Music Ltd.

(P)1976 Epic/CBS Records

BILLBOARD CHART ACTION
●RAINFOREST
[POP # - /R&B # - /DISCO # 18]

Biddu Orchestraは、Tina CharlesCarl DouglasJimmy James & The Vagabondsを成功に導いたインド人ディスコ・プロデューサーBiddu自身が率いるイギリスのディスコ・オーケストラ。「Summer Of '42」(1975)のディスコ・ヒットで知られる。

RAINFOREST
1976年にEpicから全米発売されたセカンド・アルバム「Rain Forest」からのシングル・カット。とてもしっかりとしたビートの効いたメロディアスなインストゥルメンタル・ディスコ・チューンで、イギリス産ソウル/ディスコ作品からはあまり感じることのない"粘り"を感じさせる、非常にアメリカンナイズされたサウンドに仕上がっている。

HOT ICE
1975年にEpicから全米発売されたファースト・アルバム「Biddu Orchestra」からのシングル・カット。アメリカのディスコ・グループEl Cocoあたりの作品を思わせる、シンプルかつ爽やかなメロディを持った作品。

JIMMY RUFFIN/TELL ME WHAT YOU WANT(1974)

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SIDE A...CH 2160

TELL ME WHAT YOU WANT
Time: 3:12
(Jimmy Ruffin)
Produced by Jimmy Ruffin for GRT Corporation
Arranged by Richard Rome

SIDE B...CH 2160

DO YOU KNOW ME
Time: 3:14
(Jimmy Ruffin)
Produced by Jimmy Ruffin for GRT Corporation
Arranged by Jimmy Roach

(P)1974 Chess/GRT Corporation

BILLBOARD CHART ACTION
●TELL ME WHAT YOU WANT
[POP # - /R&B # 42 /DISCO # 5]

Jimmy Ruffinは、「What Becomes Of The Brokenhearted」(1966)や「Hold On To My Love」(1980)などの大ヒット曲で知られる黒人男性ソウル・シンガー。The Temptationsに在籍していたDavid Ruffinは弟。

このシングルは1974年にChessから発売されたシングル。プロデュースはJimmy Ruffin

●TELL ME WHAT YOU WANT
当時、人気絶頂期を迎えていたMFSBを起用し、フィラデルフィアで録音された作品。アレンジはRichard Rome。長い間ヒットに恵まれていなかった彼にとって久しぶりのヒット曲となり、翌1975年にPolydorからアルバム「Love Is All We Need」が発売された。

翌1975年にはイギリスのディスコ・オーケストラArmarda Orchestraによってカバーされ、こちらもディスコを中心に大ヒットした。

●DO YOU KNOW ME
彼がかつて本拠地としていたデトロイトでレコーディングが行われたファンキー・タッチのソウル・ナンバー。当時のモータウン・サウンドと共通する音作りがなされた迫力のある作品。

EDDIE DRENNON & B.B.S. UNLIMITED/LET'S DO THE LATIN HUSTLE(1975)

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Side A...F-124

LET'S DO THE LATIN HUSTLE
Time: 3:11
(Eddie Drennon)
Produced & Arranged by Eddie Drennon

Side B...F-124

GET DOWN DO THE LATIN HUSTLE
(Eddie Drennon)
Produced & Arranged by Eddie Drennon

(P)1975 Friends & Co./Bullseye Inc.

BILLBOARD CHART ACTION
●LET'S DO THE LATIN HUSTLE
[POP # - /R&B # 36 /DISCO # -]

Eddie Drennon & B.B.S. Unlimitedは、ブルース/ロックンロールの大物ギタリストとして有名なBo Diddleyに見出されて活躍した黒人男性エレクトリック・バイオリニスト、ミュージック・ディレクター・Eddie Drennonを中心とする黒人男女7人組ディスコ・グループ。バック・ボーカルにEsther Williamsが在籍していたことでも知られる。主なヒット曲に「Let's Do The Latin Hustle」(1975)、「Do It Nice And Easy」(1975)など。

このシングルは1975年にニューヨークのインディー・レーベルFriends & Co.から発売されたファースト・アルバム「Collage」からの先行シングル。プロデュース、アレンジはEddie Drennon

●LET'S DO THE LATIN HUSTLE
彼らのデビュー曲であり、レア・グルーブ/ディスコ・クラシックの定番として人気の彼ら最大のヒット曲。当時流行のディスコ・ステップ"Hustle"に、サルサやタンゴなどのラテン・フレーバーをミックスしたバリエーション"Latin Hustle"を流行させるきっかけとなった作品。とてもシンプルなリズムとポップなメロディーで、アメリカだけでなく日本のディスコでも大ヒットとなった。

●GET DOWN DO THE LATIN HUSTLE
A面「Let's Do The Latin Hustle」と全く同じタイプのミディアム・テンポのポップ・ディスコ・チューン。途中の「Get Down,Get Down...」の繰り返しがK.C. & The Sunshine Bandの大ヒット「Get Down Tonight」(1975)にそっくり。

CERRONE/TAKE ME(1977)

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SIDE A...771.802

TAKE ME
Time: 3'17
(Wisniak/Ceroone)
Prod. : A Cerrone Prod.

SIDE B...771.802

CERRONE'S PARADISE
Time: 3'37
(Wisniak/Ceroone)
Prod. : A Cerrone Prod.

(P)1977 Malligator(France)

BILLBOARD CHART ACTION
●TAKE ME
[POP # - /R&B # -/DISCO # 6]

●CERRONE'S PARADISE
[POP # - /R&B # -/DISCO # 6]

Cerrone(Jean-Marc Cerrone)は、Giorgio Moroderと並ぶユーロ・ディスコ・サウンドのパイオニアと呼ばれ、全世界のミュージック・シーンに多大な影響を与えたフランス人男性ディスコ・プロデューサー、コンポーザー、ドラマー。主な代表曲に「Love In C Minor」(1976)、「Supernature」(1977)、「Rocket In The Pocket」(1978)、「Hooked On You」(1980)など多数。

このシングルは1977年にフランス・Malligatorから発売されたセカンド・アルバム「Cerrone's Paradise」からのシングル・カット。プロデュースはCerrone

TAKE ME
アルバムB面トップに収められていたミディアム・アップ・テンポのポップ・ディスコ・チューン。彼が発表した作品の中でも地味な印象の作品だが、2005年に発売されたミックスCD「Daniele Baldelli Presents Baia Degli Angeli 1977-1978」に収録されるなど、少しずつクローズ・アップされている作品。

このシングル・バージョンはアルバム・バージョンをエディットしたものだが、オリジナルよりも少しだけピッチが早めになっている。

CERRONE'S PARADISE
アルバムではA面すべてを使った16分にも及ぶ特大ロング・バージョンになっていた作品で、デビュー曲「Love In C Minor」(1976)と同路線のミディアム・アップ・テンポのポップ・ディスコ・チューン。

このシングル・バージョンはアルバムのB面ラストに収録されていたリプライズ・バージョンの完全版。リプライズ・バージョンは途中からフェード・インで始まるが、このシングル・バージョンはカット・インで始まる。


Profile

YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI

Author:YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI
Yuki 'T-Groove' Takahashi: 東京を拠点に活動するリミキサー、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー。1982年生まれ。青森県八戸市出身。主に70年代-80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの深い愛と理解を元に生んだサウンドを武器に、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスで活躍。日本とフランスで同時発売されたアルバム『Move Your Body』(2017年)、『Get On The Floor』(2018年)はいずれも国内外でベストセラーを記録。日本でもCHEMISTRY、フィロソフィのダンス、ヒプノシスマイク、G. RINA、Keiko Leeを手がけるなど、国内外で注目されている。

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