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DISCO 45・・・7インチ・シングル発掘の旅

70年代から80年代にかけて制作されたDISCO、SOUL、FUNKのダンサブルな7インチ・シングルを紹介。
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PLAZA / (GOT MY) DANCING SHOES (1979)

plaza-dancin shoes

SIDE A...SID 101

(GOT MY) DANCING SHOES
Time: 3:23
(Jenkins-Ratledge-Thorne)
Engineering Paul Hardiman

SIDE B...SID 101

SO EASY
(Jenkins-Ratledge-Thorne)
Engineering Paul Hardiman

(P)1979 Sidewalk/EMI Records Ltd. (U.K.)

BILLBOARD CHART ACTION
●(GOT MY) DANCING SHOES
[POP # - /R&B # - /DISCO # - ]

Plazaは、「Songs Of Sanctuary」(1995)の世界的大ヒットで一世を風靡したイギリスのニューエイジ/ヒーリング・ユニット・Adiemusのメンバー・Karl JenkinsMike RatledgeWireBronski BeatPeter Murphyを手がけたMike Thorneの3人が手がけたイギリスのディスコ・プロジェクト。主な代表曲に「(Got My) Dancing Shoes」(1979)。

このシングルは1979年にイギリス・EMI傘下Sidewalkから発売されたシングル。プロデュースはKarl JenkinsMike RatledgeMike Thorne。フランス・Pathé Marconi EMIから発売されたアルバム「Plaza」収録。

●(GOT MY) DANCING SHOES
イントロのアップリフティングなシンセ・ベースとアンニュイな女性ボーカルが強烈なインパクトを残す非常にアッパーなディスコ・ナンバー。2009年にStrutから発売されたコンピレーション「Horse Meat Disco」で取り上げられるなど、ヨーロッパのディスコ・シーンで注目されている作品。

●SO EASY
5000Voltsの大ヒット「I'm On Fire」(1975)に似たイントロが印象的なアップテンポのディスコ・ナンバー。随所にクラシックやロックの要素が入っていたり、曲調がガラリと変わるなど、彼らそれぞれの個性が全開の実験的な作品。

TARA SCHAFT and BLACK DIAMOND / NEW YORK CITY DREAM (1978)

tara schaft-new york city dream

SIDE 1...49.831

WHAT NOW MY LOVE
Time: 3:30
(G. Becaud, P. Delanoe, C. Figman)
Production L.C.O.

SIDE 2...49.831

NEW YORK CITY DREAM
Time: 4:28
(J.C. Bonaventure, A. Lacour)
Arr. J. Lahcene
Artis. dir. : L. Olival
Production L.C.O.

(P)1978 Carrere (France)

BILLBOARD CHART ACTION
●WHAT NOW MY LOVE
[POP # - /R&B # - /DISCO # - ]

Tara Schaft & Black Diamondは、フランスを拠点に活動していたアフリカ・セネガル人男性2人組グループ・Toure Kundaのバック・バンドのメンバーを中心に構成されたフランスのディスコ・プロジェクト。リード・ボーカルはTara Dru Schaff。主な代表曲に「New York City Dream」(1978)。

このシングルは1978年にフランス・Carrereから発売された唯一のアルバム「Tara Schaft and Black Diamond」からのシングル・カット。プロデュースはL.C.O. (Luigi Ojival)。アレンジはJean Lahcene

●WHAT NOW MY LOVE
フランスの男性シンガー・Gilbert Bécaudのヒット曲「Et maintenant」(1962)に英語詞をつけて、アップテンポのディスコ・バージョンにしてリメイクしたもの。

●NEW YORK CITY DREAM
Lambada」(1989)の世界的大ヒットで有名なKaomaの仕掛け人・Jean-Claude Bonaventureとディスコ・プロデューサー・Alain Lacourのペンによる作品で、パーカッシブで強烈なビートを持つアップリフティングなディスコ・ナンバー。男声コーラスによる「ニューヨーク、ニューヨーク」の繰り返しや、全面に押し出されたコンガのサウンド、Esther Phillips風の女性ボーカルが非常に印象的。
Profile

YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI

Author:YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI
Yuki 'T-Groove' Takahashi: 東京を拠点に活動するリミキサー、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー。1982年生まれ。青森県八戸市出身。主に70年代-80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの深い愛と理解を元に生んだサウンドを武器に、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスで活躍。日本とフランスで同時発売されたアルバム『Move Your Body』(2017年)、『Get On The Floor』(2018年)はいずれも国内外でベストセラーを記録。日本でもCHEMISTRY、フィロソフィのダンス、ヒプノシスマイク、G. RINA、Keiko Leeを手がけるなど、国内外で注目されている。

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