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DISCO 45・・・7インチ・シングル発掘の旅

70年代から80年代にかけて制作されたDISCO、SOUL、FUNKのダンサブルな7インチ・シングルを紹介。
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JUDY CHEEKS/MELLOW LOVIN'(1978)

judy cheeks-mellow lovin

SIDE A...S7 2063

MELLOW LOVIN'
Time: 3:29
(T. Monn-J. Cheeks-R. Williams)
Produced by Anthony Monn
Arranged and Conducted by Charly Ricanek
"A Tom Moulton Mix"

SIDE B...S7 2063

DARLING, THAT'S ME
Time: 4:37
(T. Monn-J. Cheeks-R. Williams)
Produced by Anthony Monn
Arranged and Conducted by Charly Ricanek

(P)1978 Salsoul Records/Ariola-Eurodisc GmbH

BILLBOARD CHART ACTION
●MELLOW LOVIN'
[POP # 65 /R&B # 53 /DISCO # 10 ]

Judy Cheeksは、「Respect」「As Long As You're Good To Me」(1995)などの世界的大ヒットで知られる、マイアミ出身の黒人女性シンガーソングライター。かつてはモータウンでバック・ボーカル、コンポーザーとして活動していたが、1975年にドイツへ移住。同地でレコーディングした「Mellow Lovin'」(1978)が世界的に大ヒット。人気歌手の仲間入りを果たした。

このシングルは1978年にSalsoulから全米発売されたアルバム「Mellow Lovin'」(ドイツ盤タイトルは「Please Give Me This Night」)からのカット。プロデュースはAmanda LearO.R.S.などを手がけたAnthony Monn。アレンジはCharly Ricanek。リミックスはTom Moulton。ドイツ録音。

MELLOW LOVIN'
世界的大ヒットを記録した彼女の出世作であり、代表曲のひとつ。当時はSanta EsmeraldaBaccaraのような、フラメンコ風のアレンジを取り入れたディスコ・ナンバーが流行していたが、この曲も同路線のマイナー調のメロディアスなディスコ・ナンバー。

このシングル・バージョンはTom Moultonによってリミックスされたもので、アルバム、12インチ・シングルとも異なるシングル・ミックスとなっている。

●DARLING, THAT'S ME
サザン・ソウル風のオーソドックスなメロディーを持つミディアム・スロー・テンポのバラード。1979年にTom Moultonが手がけたディスコ・グループLoose Changeによってカバーされた。

Comment

良い曲ですね。
編集
たかはしさん、お久しぶりです。

あいかわらず精力的に詳しい情報を提供してくださっているようで何よりです。
最近は、YouTubeからの映像も挿入してくださっているようで、英米ものの苦手な私にとって、良い音源を再発見することができ、とても参考になります(^^)。

ところで、この「メロウ・ラビン」。どこかで聴いたことのあるメロディだと思ったのですが、あのジュディ・オングの「魅せられて」の大ヒットの後を受けて、次のシングルとして筒美京平さんがジュディ・オングに書き下ろした「惑いの午後」という曲なのです。この「惑いの午後」は、「魅せられて」の大ヒットの陰に隠れてしまい、一般にはほとんど知られていませんが、「魅せられて」に引けをもとらない素晴らしい楽曲に仕上がっています。

ちなみに、このネタ元の「メロウ・ラビン」については、筒美ファンにはあまりネタばれしていないようですが、元々岩崎宏美のシングル「夏に抱かれて」のB面「ラブ・アラベスク」としてリリースされたものの焼き直しであるのは有名な話です。どちらも良いですよ。

ところで、最近、私もずっと中断していたブログを再開しました。今週はオランダのキャンディ・ポップを中心に書き込んでいます。たかはしさんも以前、自身のブログに書き込んでいた、ドリー・ドッツについても紹介しています。
たかはしさんのように、マニアックな情報は提供しておりませんが、また遊びに来てくださいませ。
2007年12月14日(Fri) 00:40












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Profile

YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI

Author:YUKI "T-GROOVE" TAKAHASHI
Yuki 'T-Groove' Takahashi: 東京を拠点に活動するリミキサー、アレンジャー、コンポーザー、プロデューサー。1982年生まれ。青森県八戸市出身。主に70年代-80年代のディスコ/ソウル・ミュージックへの深い愛と理解を元に生んだサウンドを武器に、作曲、アレンジ、プロデュース、リミックスで活躍。日本とフランスで同時発売されたアルバム『Move Your Body』(2017年)、『Get On The Floor』(2018年)はいずれも国内外でベストセラーを記録。日本でもCHEMISTRY、フィロソフィのダンス、ヒプノシスマイク、G. RINA、Keiko Leeを手がけるなど、国内外で注目されている。

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